ビタミンDの血中濃度の基準値を教えてください。
ビタミンⅮは、血中の25-ヒドロキシビタミンⅮの量を測ることで、その過不足を確認することが
あります。
20.0ng/mL未満であればビタミンⅮ欠乏、20.0〜29.9ng/mLであればビタミンⅮ不足と判断される
ことが一般的です。
ただし、検査の方法や検査機関によって基準値や結果の表示方法は異なるため、主治医の説明を
ご参考ください。
ビタミンⅮは、血中の25-ヒドロキシビタミンⅮの量を測ることで、その過不足を確認することが
あります。
20.0ng/mL未満であればビタミンⅮ欠乏、20.0〜29.9ng/mLであればビタミンⅮ不足と判断される
ことが一般的です。
ただし、検査の方法や検査機関によって基準値や結果の表示方法は異なるため、主治医の説明を
ご参考ください。
<結果(6名)>
20ng/ml以下 | 0名 |
---|---|
20~30ng/ml | 0名 |
30~40ng/ml | 2名 |
40~50ng/ml | 4名 |
50ng/ml以上 | 0名 |
(検査実施日:2021年8月11日、16日)
参考)25ーヒドロキシビタミンⅮとは?
ビタミンⅮは骨代謝やミネラル代謝に重要な役割を担っており、肝臓で水酸化され安定な25ーヒドロキシビタミンⅮに変換されます。
ビタミンⅮが不足すると小腸でのカルシウム吸収が不十分となり、小児では「くる病」、成人では「骨軟化症」など、骨の石灰化障害を引き起こします。
25ーヒドロキシビタミンⅮの測定は、体内におけるビタミンⅮの充足状態の指標となり、低値の場合はビタミンⅮ欠乏状態を示します。
<参考資料>
SRL総合検査案内「25ヒドロキシビタミンⅮ」