『マルチビタミン＆ミネラル（大ボトル）』を飲んで尿が黄色くなりました。何が原因でしょうか？

マルチビタミン&ミネラルに含まれるビタミンB群（主にビタミンB₂）が原因と思われます。
ビタミンB₂は黄色味を帯びた栄養素です。
ビタミンB群は水溶性ビタミンですので、からだに吸収され満たされると、過剰な分は尿中に排泄されると考えられています。

尿の色の変化は、サプリメントの摂取以外が原因である可能性もありますので、気になる際は主治医にご相談ください。

ビタミンB群を摂ると尿が黄色くなる理由

ビタミンB群を配合しているサプリメントを摂った後、尿が鮮やかな黄色になりびっくりしてお電話をいただくことがあります。
実は、当社にいただくお問い合わせの中で最も多いのが、この質問です。

ビタミンB₂の原料は黄色味を帯びています。
ビタミンB₂がからだに満たされたると、過剰な分は尿に溶けて排泄されます。
その際、ビタミンB₂の色が尿に出てきます。

逆に、不適切な食事が続いたり、風邪をひいている時など体調が優れない時には、体内でビタミンB₂が使われることで尿中の排泄量が低下し、尿が黄色くならないこともあります。

尿の値は血液中の値よりも早く反映されるので、体内の必要量を知るバロメーターとなるかもしれません。

＜参考資料＞
厚生労働省HP：水溶性ビタミン

ビタミンＢ群原料の色比較

ヘルシーパス調べ