Manualサプリメント活用実践マニュアル
ロジック&しくみ編
【第11回】患者さんの興味を引くには
医療機関は、サプリメントの販売に有利な立場だが・・・
すでにお伝えしてきたように、多くの患者さんがすでにサプリメントを使った経験がある一方で、自分のサプリメント選びに自信を持てずにいます。
そうした中で、医療に関するプロである医療機関は一般的な小売店に比べて患者さんからの信頼を得やすい立場にあります。患者さんの願いや悩みに寄り添ってあげれば、医療機関でサプリメントを販売することはそんなに難しくありません。
とはいえ、現実には患者さんがクリニックでサプリメント購入するに当たっては、いくつかハードルが存在します。
例えば・・・
- 先生にサプリメントの相談をすると「治療の邪魔になるのでそんなものは飲んではいけない」と叱られそうで怖いと思っている。
- 先生からサプリメントを勧められると断りにくいので、声を掛けられるのは煙たいと思っている。
- 医療機関でサプリメントを購入できることを知らない。
このように考えている患者さんが存在するとしたら、全ての患者さんに対してサプリメントについて声をかけていくのは、得策ではないことになります。多くの先生は、このことを無意識で認識して「なかなか患者さんにサプリメントを勧めづらいな・・・」と感じていらっしゃるのだと思います。
患者さんの状況によって、対応は変えるべき
患者さんを「サプリメントの必要性に気付いているかどうか?」と「実際にサプリメントが役立つ人かどうか?」の2つの軸で分けると、4種類のグループに分けることができます。
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