ヘルシーパスの商品開発の歴史 第3弾


日頃より、弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

ヘルシーパスでは2023年8月時点で、39商品を販売しています💊!

商品発売の歴史 第1弾第2弾を更新し、39商品中8商品を紹介しました。
今回は、前回紹介しきれなかった「ヘルシーパスの商品発売の歴史」第3弾です✨
ヘルシーパス商品の中でも人気のある『へム鉄』について深堀したいと思います🕳⛏

ヘム鉄

2008年9月発売

 

代表取締役社長:田村
代表取締役社長:田村
「医薬品の鉄剤があるから、医療機関には鉄サプリメントの需要はないよね?」

そう思っていた理由は医療機関では診断名が付けば保険適用で鉄剤を処方することができ、その方が患者さんのためにも良いと思っていたからです。

しかし、
2007年、とある女性クリニックの院長先生から相談を受け、鉄サプリメントの開発が始まりました。

その相談とは、次のようなものです。

「医薬品の鉄剤を飲むと、気分が悪くなったり、胃がムカムカする患者さんが多いんだよね。」
ドクター
ドクター

その相談を受けたあと、改めて調べてみると、鉄剤を大量に摂取すると約10%の方に副作用として、軽い腹痛、食欲低下、便秘あるいは軟便が起こることが分かりました😨💦
この割合はもっと多いとの話もあります。
また、いろいろ話を伺ってみると、鉄剤を処方されても、気分が悪くなるからという理由で先生にも言わず、勝手に飲むことをやめてしまうケースが多いことも分かりました💊

しかも、当時の市販のサプリメントでは、高含有のものはなく、先生は何をすすめてよいものか、困っているとのことでした。

鉄サプリメントの実態

ヘム鉄のサプリメントには、パッケージの記載が紛らわしいものも多く、
例えば、鉄としての量ではなく、原材料の量が記載され、いかにも鉄が多く摂取できると思わせるタイプのものや、
ヘム鉄だけではなく、非ヘム鉄も配合して鉄の量を多く見せているものなどがあることが分かりました💦
こうしたサプリメントは、実際の鉄の含有量が少ないことで物足りなかったり、ヘム鉄のつもりで摂取しても、意図せずに「無機鉄(非ヘム鉄)」を摂取してしまうことで、かえって不具合が出る可能性もあるようです🧐

そこで、当社では「ヘム鉄」だけを原料に使い、鉄分をできるだけ多く配合した、安全性の高いサプリメントを作ることにしました!

女性のために出来ることを

ヘム鉄のサプリメントは、主に女性が飲むことが分かっていたので、出来るだけ少ない粒数で、小さなカプセルにすることを目指しました。
また、鉄の足りていない女性には妊娠中の方も多く、匂いに敏感な方もおられるため、匂いが気にならないよう、打錠ではなくカプセルに入れることにしました。
もちろん、原料の安全性、品質に重点を置いたのは、言うまでもありません。
なお、配合量については、成人女性の1日の必要量である10mg弱を補給することができ、栄養療法を行う先生が、患者さんに応じて調整しやすい配合がよいと考えました。

いろいろ考えた結果、2号サイズ(長径1.7cm短径0.6cm)のカプセルに、ヘム鉄原料をパンパンに詰め、1粒で鉄4.5㎎のサプリメントが完成しました。

しかし!
ここでパンパンに詰めてしまったことから、のちに大きな問題が発生しました😱⚡

ヘム鉄がカプセルに収まりきらない問題!

発売から、9年後の2017年!
突然、ヘム鉄原料の密度が不安定になったことで、従来のカプセルに所要量が入らなくなる事件が発生💥
すでに愛用者が多く、欠品が許されない状況だったため、コンパクター(粉をカプセルに詰め込む機械)を持っている工場に急遽変更し、欠品を防ぐことができました。

作業工程が増えたことで製造費が上がってしまったが、希望小売価格は据え置き。
この苦い経験を踏まえ、今までは添加物は出来るだけ少なくするという、攻めに攻めた配合を組んでいましたが、多少の余白を設けることの重要さを学びました😔

 

今回は『へム鉄』について紹介しましたが、次回は急成長のグルコン酸亜鉛について紹介します📈

第4弾もお楽しみに(●’◡’●)🍀

この記事の著者

企画開発部

株式会社ヘルシーパス

医療従事者のみなさまに有益な情報をご紹介。
10年以上に渡って医療機関専門にサプリメントを提供しており、培ったノウハウを駆使し、自信をもって患者さんに勧められるサプリメントを提供している。

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