本日12月24日はクリスマス・イヴです
日本人にはクリスチャンは少ないですが、今夜は、きっと家族や恋人、友人などと過ごす方が多いですね
クリスマス・イヴやクリスマス当日に食べるものといえば、日本では「チキン」が一般的になっていますが、アメリカでは「七面鳥(ターキー)」を食べる家庭が多いそうです
ターキーは日本ではあまりなじみのない鳥ですが、脂質が少ないことから、ヘルシー志向の強い場合は召し上がる方もいらっしゃいますね
今回は、「ターキーとチキンの栄養価比較」をしたいと思います
●ターキーとチキンの栄養価
チキンは日本でよく食べられる「手羽」「もも」「むね」「ささ身」の4種類の部位に分け、栄養価の比較は「タンパク質」、「脂質」、ビタミンを代表して「ビタミンB群」、ミネラルを代表して「鉄」、「亜鉛」の合計12種類で比較しました
タンパク質や脂質をみると、チキンの部位でターキーと似ているのは「ささ身」です
その他の栄養素をみてみると、ビタミンB2やB6、B12、鉄はターキーが一番多く含まれますが、ナイアシンやパントテン酸については特徴的にささ身に多く含まれています
しかし、参考にした成分表によると、ターキーは輸入冷凍品の皮下脂肪を除いたものしか載っていません
アメリカで実際にターキーを食べる場合には皮まで食べると思うので、ささ身ではなく皮つきのむね肉に近い栄養価になるかもしれませんね
ちなみに、クリスマスに日本でよく食べられる骨付きチキンは、むねと手羽元を切り離さずにくっつけたままの状態のものです
<鶏肉の部位>
クリスマスの肉料理はチキン以外にもローストビーフやミートローフなどもあります
そして、家庭によっては手巻き寿司などをする所もあるかもしれませんね
何を食べるにしろ、家族や友人などと会話をしながら楽しく食事をしたいものです
(さ)
<参考>
・日本食品標準成分表2010
・独立行政法人 家畜改良センター兵庫牧場のホームページ