6月から7月は高温多湿の気候により体が重だるく、食欲が落ちることも・・・😨💦
そんな時におすすめの簡単レシピをご紹介します!
あまり日本人になじみのない「ビーツ」ですが、直売所やインターネットでも購入でき、身近になりつつあります。
今回は「奇跡の野菜」と称される「ビーツ」を使ったレシピをご紹介します🍴
ビーツのさっぱり酢きんぴら
材料(4人前)
ビーツ | 1個(約400g) |
にんじん | 1/2本(約50g) |
サラダ油 | 大さじ1 |
料理酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
しょうゆ | 大さじ1 |
お酢 | 大さじ1 |
黒ゴマ | ひとつまみ |
作り方
①ビーツと人参の皮をむき、千切りにする。
②フライパンに油をひき、①を入れ、さっと炒める。
③調味料Aを入れ、汁気がなくなるまで中火で炒める。
④黒ごまをふりかける。
栄養価(1人分)
エネルギー:92 kcal
たんぱく質:2.1 g
脂質:3.3 g
炭水化物:13.2 g
食塩相当量:0.8 g
カリウム:513 ㎎
葉酸:115 μg
ワンポイントアドバイス
酢を入れることでビーツを色鮮やかにしてくれるだけでなくさっぱりとした味になります😋✨
また、酢に含まれるクエン酸は「唾液の分泌を促す」「ミネラルを吸収しやすくする」などのはたらきがあります。
ビーツは鮮やかな赤色がきれいで、加熱すると、甘みが出てほっくりとした食感になります!
生と加熱で食感や味の違いを楽しんでみるのもおすすめです👨🌾
旬の食材紹介(ビーツについて)
ビーツ:旬は2度(6.7月と11.12月)
通称「レッドビーツ」と呼ばれる鮮やかな紅色が特徴の野菜です!
地中海沿岸が原産とされるアカザ科フダンソウ属の根菜で、砂糖の原料に使われる甜菜(テンサイ)と同じ仲間になります。
標準和名では火焔菜(カエンサイ)と呼ばれ、日本へは江戸時代初期頃に持ち込まれたとされています🧐
根の部分はコカブ程の大きさで、輪切りにすると綺麗な年輪のような模様があり、
品種や栽培環境などによって白い部分が多かったり、全体に濃い赤紫の物だったりします。
ビーツと言えば中が濃い赤紫色の物が主流ですが、この色はアントシアニンではありません👀💥
ベタライン類と呼ばれる植物性の色素で、赤紫色の「ベタシアニン」と黄色の「ベタキサンチン」によるものです。
このバランスによっていくつかの品種が生まれ、赤紫色の部分が黄色いものやオレンジ色の物、赤紫の部分の幅が狭く白い部分が広いものなどがあります!
カリウム、 葉酸が多く含まれるほか、紅色の色素 (ベタシアニン、ベタキサンチン)が持つ抗酸化作用、さらに血管拡張 作用のあるNO(一酸化窒素)の体内での生成を促進する硝酸塩が含まれています。
ビーツの保存方法
ビーツはもともと寒い地域の野菜のため、基本は冷蔵保存となります。
葉が付いている場合は葉の付け根部分から切り落とし、根の部分と分けて保存するようにしましょう!
濡らした新聞紙で包んでから、ビニール袋に入れ、野菜室で保存するのがおすすめです😊
(保存期間の目安)葉:2日~3日、根:1週間程度
(早めに使い切るのが難しい場合)丸ごと茹でて、皮を剥いた後食べやすい大きさにカットし、冷凍保存も可能
まとめ
日本では認知度が低い野菜ですが、「ビーツ」または「テーブルビーツ」として海外ではメジャーな食材として使用されています。
主に根の部分を食しますが、若い葉は緑に赤い筋が入って綺麗なのでベビーリーフの一つとしても用いられているため、根よりも葉のほうが親しみがあるかもしれません。
旬は6.7月と11.12月ですが、すでに下ごしらえされたものが缶詰として販売されています!
輸入食品販売店などでも手に入るので気になる方はチャレンジしてみてください☀
農林水産省 北海道農政事務所 北見地域拠点 ず~むあっぷ★オホーツク 「豊富な栄養が話題のビーツのレッドビーツの栽培&加工」
旬の食材百科
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