紫外線が気になる季節になりました⛱☀
夏野菜のトマトに多く含まれる『リコピン』に、紫外線を防ぐ効果が期待できるのはご存知ですか😃❓
健康や美容の面からも注目されている『リコピン』について紹介します🎵
リコピン(Lycopene)ってなに?
トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツ、アンズ、グアバなどに含まれる赤い色素で、β-カロテン(にんじん、かぼちゃ)やアスタキサンチン(サケ、カニ)と同じ「カロテノイド類」の一種です。
リコピンはビタミンEの100倍以上と言われるほど、強い抗酸化作用があり注目されています🧐❣
紫外線による光老化とは?
肌の老化には「加齢による老化」と「紫外線による光老化」があります。
光老化は、紫外線に長時間当たることによって皮膚が赤くなるサンバーン(紅斑の発症)と、長年浴び続けることによってひき起こされる肌のしみ、シワ、たるみなどの皮膚の変化のことを言います。
紫外線によるダメージは、わずか10分の外出でも蓄積されると言われており油断大敵です😂💦
体の中から紫外線対策
近年、健康で美しい肌を維持するため注目されているのが、体の内側からの紫外線ケアです。
リコピンは、機能性表示食品として「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける」という作用のほか、強い抗酸化作用により光老化を防ぐ働きがあると注目されています✨🎖✨
その他にも、複数の効果が認められていますので紹介します。
リコピンに関するエビデンス
紫外線
健常者(紫外線によって肌が赤くなりやすい健常成人)がリコピン8mgを摂取することで、紫外線により生じるサンバーンの発生が抑制された、1日当たりリコピン16mg含む食品を継続的に摂取することで、紫外線刺激からの肌の保護について支持する有意な結果が得られたとの報告があります。
血圧
15mg/日のリコピンの摂取で血圧低下作用が認められています。血圧を下げるためには長期間の摂取で血中のリコピン濃度を上げることが重要だとされています。リコピンの摂取は主に高血圧症に罹患していない人の中で血圧が気になり出した方(正常血圧者、正常高値血圧者)の血圧を低下させ、血圧を正常域に近づけると考えられています。
血中コレステロール
15mg/日のリコピンを8週間摂取することで、HDLコレステロール上昇作用が期待できたとの報告があります。
また最近では、ガン対策、アレルギー対策、骨粗鬆症予防、網膜酸化・白内障の予防、アンチエイジングでも、リコピンの効果が期待されています。
まとめ
紫外線によるダメージは蓄積されますので、日々のお手入れが大切です⛱☀
日焼け止めなどを使い予防することに加え、体の内側からもケアできるのはうれしいですね😊🎵
次回は『リコピンを効率よく摂取する方法』を紹介させていただきます!お楽しみに🍅✨
はっしー
管理栄養士