膣内フローラについて


「腸内フローラ」という言葉は有名ですが「膣内フローラ」はご存知でしょうか👀?
女性にとって生理や妊娠・出産に関わる非常に大切な場所になるため、正しい知識を得ることが重要です。
今回は「膣内フローラ」について紹介します😊‼

膣内フローラとは?

腸内や皮膚、口の中など身体の中には、様々な菌が住み着いています。

腸内フローラという言葉でよく耳にする「フローラ」お花畑のことを差し、常在細菌はお花畑のように群れを作って、膣から子宮の粘膜を覆っていると言います。
膣内フローラの常在菌種としては、乳酸桿菌の限られた菌種(主にL.クリスパータス、L.ガセリ、L.ジェンセニなど)が検出されている一方で、細菌性膣炎などの原因菌である悪玉菌も存在します😣


腟内は赤ワインと同じくらい(pH3.5-4.5程度)の酸性状態に保たれており、悪玉菌やウイルスの増殖を防いでいます(自浄作用)

膣内フローラが乱れる原因は?

ストレスや生活習慣の乱れなどによって、女性ホルモンの分泌が乱れたり、年齢とともに膣の粘膜が萎縮すると、膣の潤いが失われ、有用菌が増殖できなくなります。

<膣内フローラが乱れる原因>

膣内フローラが乱れ自浄作用がなくなると、細菌性腟症トリコモナス腟炎真菌感染症(カンジダ症)などの感染症リスクが高まります。
特にカンジダ症は健康な女性の75%が生涯を通して少なくとも一度は経験するともいわれています😖💦

さらに、膣内フローラが乱れている人や炎症がある人は、妊娠や出生までなかなか至らないこともわかっています。

善玉菌を増やすには?

膣内フローラの有用菌で知られる、L.クリスパータス、L.ガセリ、L.アシドフィルスなどは乳製品や発酵食品などに多く含まれます
また、有用菌に合わせて食物繊維など善玉菌のエサとして増殖を助ける働きがあるため、有用菌を摂取する際はセットで摂取していただきたいです。

乳製品や発酵食品を摂ることで、血糖値や血圧、甘味料が心配な方は、乳製品や発酵食品の代わりにサプリメントなどを摂取しても良いと思います。

まとめ

近年、フェムテックをテーマに女性のQOLを積極的に向上させる商品がはやっています👩👵✨
今まではどこかタブー視されていた 「膣の健康」について少しでも関心を持っていただけるといいな、とおもいます。
また、膣内フローラをはじめとする「膣の健康」について、お悩みがある場合はかかりつけの医師にご相談ください🏥

口には口の膣には膣の乳酸桿菌

京野浩一 et al., ReprodMedBiol 2018年7月; 17(3):297–306

東洋サイエンス株式会社 HP

MSD マニュアル 家庭版

ロート製薬 HP

Inmaculada Moreno, PhD et al.,VOLUME 215, ISSUE 6, P684-703, DECEMBER 01, 2016

ヤクルト中央研究所 菌の図鑑

この記事の著者

ゆーみん

管理栄養士

株式会社ヘルシーパス 企画開発部 / ためになる栄養講座・ブログ・お問い合わせ担当

自分自身のアレルギーと偏食がきっかけで管理栄養士を志向。大学卒業後は給食委託会社に就職し介護食からスポーツ栄養まで幅広い食に従事。

読んでいただいた皆さんに「ためになった」「面白かった」と思っていただけるようなブログづくりを心掛けています。

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