夏の終わりから秋の初めにかけて出回るいちじく!
今の時期はいちじくを使った限定スイーツも見かけますね👀✨
今回は今が旬の「いちじく」について簡単に紹介します。
特徴
いちじくは春から初秋にかけて実の中に白い花をつけて肥大するため外側からは花を見ることができません。
そのため漢字で「無花果」という字が当てられています!
生果にはビタミンE、カリウム、カルシウムなどが比較的多めに含まれ、水溶性食物繊維が豊富です。
また、酸味成分はクエン酸で、クエン酸には疲労回復効果やカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を助ける効果があります😊🔥
いちじくはドライフルーツとしても人気がある果物ですが、乾燥させることで食物繊維とミネラルの量が約1.5〜2倍多くなり、ギュッと凝縮されます。
※エネルギーも糖分も多いのでドライフルーツのいちじくは食べ過ぎに要注意
さらにフィシンと呼ばれるタンパク質分解酵素も含まれるため、タンパク質が豊富な食材(肉や魚、大豆製品など)の消化を助けてくれます。
調理と組み合わせ
加熱するとタンパク質分解酵素の働きが失われてしまうため、そのまま食べたり、サラダ仕立てにして合わせるのがお勧めです。
料理との相性も良く、タンパク質が豊富な食材と組み合わせてソースにしたり、食後のデザートにするのも良いでしょう。
また「旬を味わう」おしゃれだけど簡単なレシピを紹介します🍴醤油のコクと風味を加えたバルサミコ酢のソースが絶品です😋🍳
熟成が進んでいない実はワインで煮てコンポートにしたり、水溶性食物繊維であるペクチンが豊富なのでジャムにするのもおすすめです!
選び方
ふっくらとして形が良く、皮に傷のないものがおすすめです。
お尻が割れているものは熟しすぎていることもあるため避けた方が良いでしょう・・・。
また、皮の赤みが濃く、良い香りが立っていると完熟している証拠です✨!
保存方法
完熟したイチジクはとても柔らかく日持ちしないため、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に入れて早めに食べきりましょう。
すぐに食べきれない場合には、ジャムやコンポート、シロップ漬け、冷凍するのがおすすめです。
まとめ
栄養素たっぷりな旬のいちじくについて紹介しました。
食べすぎもリスクがあるので、1~2個程度であれば問題ないと思いますが、どんなに好きでも食べすぎに注意しましょう!
旬の果物はそのまま食べてもおいしいですが、料理との相性も良いです。
皆さんも是非、旬の食材を食べて秋を満喫してみてください😋💖!
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典 (吉田企世子:監修)
からだにおいしい野菜の便利帳(板木利隆:監修)
日本食品標準成分表2020
ゆーみん
管理栄養士