サクランボは、初夏の訪れを感じる代表的な果物です🍒☀
甘みと酸味のバランスがよく、繊細な味わいで贈答品としても人気がある『サクランボ』について紹介します!
目次
サクランボってどんな果物?
サクランボはもともと「桜桃(おうとう)」という名前で親しまれていましたが、あるときから「桜の子=坊」で「さくらのぼう」が訛り、サクランボと言うようになったとされています🧐
観賞されるソメイヨシノやヒカンザクラなどとはまた違う品種の木で、主にセイヨウミザクラ やスミミザクラなどの種類になります🌸!
セイヨウミザクラが日本に入ってきたのは明治時代で、北海道に移植されたものが広まり東北などで発展したようです。
果物の中でも栽培が難しく栽培できる地方も限られているため、とても高価な果物となっています🙄💸
サクランボの栄養素
サクランボは小さい粒の中に、バランスよく栄養素を含んだフルーツです😋🍒
特徴的な成分としては、次のようなものがあります。(可食部100g当たり)
葉酸(38μg)
ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」といわれています!
また、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンともいえます。
葉酸は調理で失われやすいので、そのままで食べられるサクランボなどのフルーツから摂取するのがおすすめです😊✨
ビタミンC(10㎎)
アスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。
また、サクランボにはほかの果物よりも鉄(可食部100g当たり0.3㎎)が含まれています。
鉄は単体で摂るより、ビタミンCと一緒に摂るとより吸収が良くなるといわれているため、美容目的ではもちろん、貧血が気になる方にもお勧めです💉
アントシアニン
果皮や赤肉の赤色はアントシアニンが含まれます!
中でもサクランボには、ビタミンEや、市販の抗酸化剤であるシアニジン-3-O-ルチノシドやシアニジン-3-O-グルコシドなどに匹敵する抗酸化能を有したアントシアニンが含まれおり、視機能改善作用や血小板凝集阻害作用などの効果が注目されています👁✨
お勧めの保存方法とおいしいサクランボの見分け方
保存方法
サクランボは収穫と共にどんどん味が落ちてしまいます。
買ったらすぐに食べるようにしましょう!
1日であれば新聞紙などにくるんで、野菜室で保存すると少しだけ長持ちします。
見分け方
サクランボは追熟しないので、青みが残っている物ではなく、しっかりと紅く色づき、鮮やかでつやがあるものがお勧めです!
部分的に茶色っぽく変色したり傷が付いているものや、枝が茶色くなっているものは鮮度が落ちていたり、食べごろを過ぎていることがあるため避けるようにしましょう😣💦
まとめ
サクランボは比較的農薬散布を多く行うため、残留農薬が気になる場合は、水を張ったボウルにサクランボを静かに入れ、しばらくつけ置いた後水を変えて数回ふり洗いをしましょう!
サクランボはすぐ痛むため、冷凍保存もお勧めです😋🍴
食べる時は、凍ったままジュースやお酒に入れて氷代わりにしたり、半解凍の状態でシャーベットのように食べたりするのも絶品なので、サクランボを購入した際には試してみてください!
ゆーみん
管理栄養士