前回シンバイオティクスについて紹介しましたが、簡単にできる『シンバイオティクスレシピ』考えましたので、ご紹介します🍳!
シンバイオティクスとは
プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたもので、1995年に英国のGlenn R. Gibson博士らが初めて提唱し、「synbiotics」のカタカナ表記です。
「syn」には「一緒に」という意味があります。
腸内環境を整え、私たちの健康に良い効果をもたらしてくれる生菌のプロバイオティクスと、
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサになるのプレバイオティクスを同時に摂取することで、
より効果的に腸内環境を改善し、健康増進に役立つと考えられています😊🌸
1.鮭のかす汁
【材料】2人分
鮭 | 1切れ |
豚こま切れ肉 | 100g |
大根 | 150g |
にんじん | 1/2本 |
ごぼう | 1/4本 |
しめじ | 1/4株 |
油揚げ | 1/4枚 |
こんにゃく | 1/4枚 |
長ねぎ | 適量 |
だし汁 | 400cc |
酒かす | 50g |
みそ | 大さじ1 |
プロバイオティクス…みそ、酒かす
プレバイオティクス…大根、にんじん、ごぼう、長ねぎ、しめじ、こんにゃく、油揚げ
【作り方】
① 材料を切る。
・大根・にんじんは皮をむき、5mmのいちょう切り。
・ごぼうはよく洗い、斜め切り。(水にさらしても、さらさなくてもOK)
・しめじは、石づきを取ってほぐす。
・油揚げとこんにゃくは、1cm×3cmの短冊切り。
・長ねぎは小口切り。
・豚こま切れ肉は、大きければ一口大に切る。
・鮭は、4等分の食べやすい大きさに切る。
②鍋にだし汁を入れ、大根、にんじん、ごぼうを入れて中火にかける。
(スライス干し椎茸の場合は袋に入れ、麺棒でたたく)
③ 沸騰したら小さなボールにだし汁をとり、細かくした酒かすを入れほぐしておく。
④ 豚こま切れ肉を入れ、沸騰したら弱火にして5分ほど、丁寧にアクを取りながら炊く。
⑤ 再び中火にして、鮭を入れる。
⑥沸騰したら、油揚げとこんにゃく・しめじを入れる。
⑦再び沸騰したら弱火にし、③の酒かすを鍋に入れる。
⑧みそも溶かし入れる。
⑨沸騰直前まで温めたら器に盛り、長ねぎをのせて完成。
~MEMO~
・野菜はお好みのものを加えて大丈夫です。
・アルコールが苦手な方、お子様は、酒かすの量を少なめにするか、よく煮てアルコールをとばすことをお勧めします。
・最後に牛乳を加えると、さらにまろやかな味わいになります。
栄養価(1個分)
エネルギー:335.5 kcal
たんぱく質:26.2 g
脂質:15.0 g
炭水化物:20.0g
食塩相当量:1.5 g
食物繊維: 6.25 g
2.厚揚げキムチーズ
【材料】2人分
厚揚げ | 2枚 |
キムチ | 25g |
とろけるチーズ | 2枚 |
青ねぎ | 適量 |
プロバイオティクス…チーズ、キムチ
プレバイオティクス…厚揚げ、青ねぎ
【作り方】
① ホイルシートをひいた天板に、厚揚げ・チーズ・キムチの順にのせる。
② チーズがとろけて、厚揚げの側面がカリっとするまでオーブントースターで5分ほど焼く。
③お皿に盛り付け、青ねぎをのせて完成。
栄養価(1個分)
エネルギー:286 kcal
たんぱく質:19.7 g
脂質:21.3 g
炭水化物:2.6 g
食塩相当量:0.7 g
食物繊維: 1.4 g
3.りんごとクリームチーズ
【材料】1人分
りんご | 1/4個 |
クリームチーズ | 20g |
はちみつ | 大さじ1 |
くるみ | 1粒 |
プロバイオティクス…クリームチーズ
プレバイオティクス…りんご、はちみつ、くるみ
【作り方】
① りんごの芯をとり、8等分に切る。(食べるまでに時間をおく場合は、小さじ1の塩を入れた塩水につける。)
② りんごにクリームチーズをはさむ。
③ お皿に盛り付け、砕いたくるみとはちみつをかけて完成。
栄養価(1個分)
エネルギー:184 kcal
たんぱく質:2.2 g
脂質:8.8 g
炭水化物:26.1 g
食塩相当量:0.1 g
食物繊維:1.2 g
まとめ
腸内フローラに生息している菌の種類やバランスは一人ひとり異なるため、効果が期待できる菌も人によって違いますが、腸内環境を整えるには、毎日継続して摂ることが大事です🌸✨
健康食品で簡単に摂取することも可能ですが、まずは毎日の食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
※ヘルシーパスが紹介しているレシピについてはこちら
・日本食品標準成分表2015年版
企画開発部
株式会社ヘルシーパス