ニュージーランド産のキウイフルーツの輸入・製品管理、及びマーケティング活動などを行っている「ゼスプリインターナショナルジャパン」が、キウイフルーツのPRを兼ねて、9月1日を「キ(ュ)ウ(9)イ(1)」の語呂合わせで「キウイの日」に制定しました🥝✨!
キウイの日にちなんで今日は、キウイフルーツについて紹介します。
目次
キウイフルーツってどんな果物?
原産地は中国ですが、ニュージーランドで改良が進み、多くの品種がニュージーランドで栽培されています👨🌾🇳🇿👩🌾
キウイフルーツはもともとチャイニーズ グーズベリーとして、ニュージーランドに輸入されましたが、後に国鳥である『KIWI』に外観が似ていることから「キウイフルーツ」という名前が付けられたそうです🥝✨(諸説あり)
キウイフルーツを調べていて初めて知ったのですが、キウイフルーツは「雄雌異株」と呼ばれる、雌花と雄花を別の株につける植物で、実を付けさせるには両方の木を植える必要があります🌳💕🌳
輸入物をあわせると、通年安定して出荷されているので、あまり季節感を感じさせない果実のひとつですが、国内で作られているものは秋から冬にかけてが旬とされているため、購入するなら今がお勧めです!
キウイフルーツの栄養素
市販でよく売られている緑肉種のおもな栄養成分(可食部100g中)をピックアップし、効果と一緒にご紹介します!
食物繊維(2.6g)
キウイフルーツには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は、善玉菌のエサになることで腸内環境を整えたり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えます。
不溶性食物繊維は便のカサを増やすことで、便秘解消に役立ちます。
ビタミンE(1.3mg)
強い抗酸化力を持つビタミンで、細胞の老化を防ぐことから、生活習慣病の予防効果が期待されています。
また、キウイフルーツにはビタミンEと相性の良いビタミンCも含まれているため、抗酸化力がアップします!
葉酸(37µg)
ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」といわれています。
また、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンともいえます。
葉酸は調理で失われやすいので、そのままで食べられるキウイフルーツなどのフルーツから摂取するのがおすすめです。
ビタミンC(71mg)
アスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。
緑肉種でも十分ビタミンCを摂取できますが、黄肉種では100g当たり140mgのビタミンCが摂取できるので、ビタミンCを多く摂取したいときは黄肉種がお勧めです。
カリウム(300mg)
細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持するのに役立っています。
ナトリウムはとり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。
アクチニジン
タンパク質の分解酵素で、緑肉種から見つかったことから、キウイフルーツの属名である「Actinidia」にちなんで名づけられた栄養素です。
肉や魚のタンパク質が分解されやすくなり、小腸での吸収力がアップする可能性が期待されているため、肉や魚料理のデザートに最適で、胃もたれ防止にもなります🍖🍣!
お勧めの保存方法とおいしいキウイフルーツの見分け方
保存方法
触ってみて、まだ硬いものはそのまま室内に置いておき、追熟させます。
急ぐ場合はバナナやリンゴなど、エチレンガスを出す果物と一緒に袋に入れておくと早く熟します。
食べ頃になった物は乾燥しないようビニール袋に入れるなどして冷蔵庫で保存し、早めに食べるようにしましょう🍴!
見分け方
お尻と軸が付いていた頭の部分を指先で挟むように持ち、お尻の部分を押し程よい柔らかさのものが食べごろです。
また、皮にある茶色い産毛がびっしりついているものがいいです👍
調理方法
皮をむいて生で食べるのが主流ですが、皮ごと食べることができるのをご存じでしょうか👀?
そのまま食べることで皮に含まれる食物繊維、ビタミンE、葉酸も摂取することができます。
キウイフルーツが多く生産されているニュージーランドでは皮ごと食べられる方もいるそうです💥。
ちなみに、黄肉腫を皮のまま食べると、食物繊維の摂取量が約2倍にアップし、果肉だけを食べた場合より、葉酸は34%、ビタミンEは32%多く摂取できます!
(消化器官が未発達なお子様や消化器官の弱い方は、お控えください。)
また、ヘルシーパスでは、ドクターが患者さんの栄養指導(健康)のために安心して勧めることができる有機農作物を応援しています。
皮ごと果物を食べるのであれば、農薬などの心配がない有機農作物がお勧めです😊💖
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まとめ
「ゼスプリインターナショナルジャパン」は
黄肉腫(ゴールドキウイフルーツ)を贈る日として5月14日を「ゴールドデー」に制定しており、
そのお返しとして緑肉種(グリーンキウイフルーツ)を贈る日として9月14日を「グリーンデー」に制定しています。
4か月も間があくと、キウイフルーツを送ることを忘れてしまいそうですが、ちょっとおしゃれですね🤭(笑)
旬の時期に入る国産キウイフルーツを、日頃の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか??
HEALTH&NutritonSUMMSRY キウイフルーツの健康価値
日本食品標準成分表2020(八訂)
中村丁次 栄養の基本がわかる図解事典 成美堂出版 2020年4月
板木利隆 からだにおいしい野菜の便利帳 高木書店 P175
ゆーみん
管理栄養士