にんじんは彩りが良く料理のジャンルを問わないため、よく使われるポピュラーな野菜です!
体にうれしい働きをしてくれる栄養素が豊富に詰まっていますので、今回は今が旬の「にんじん」について簡単にご紹介します!
特徴
にんじんには西洋種と東洋種があり、日本で一般的に出回っているのは西洋種です🥕
江戸時代から戦前までは東洋種が主流でしたが、今では京人参と呼ばれる金時人参のような一部の品種しか残っていません💦
栄養ではベータカロテンが多く、体内でビタミンAに変換されることから、プロビタミンAとも呼ばれています。ビタミンAは、目の健康や免疫の向上、皮膚や粘膜の生成にも効果的です。
ただ、ベータカロテンを過剰に摂取すると柑皮症という皮膚が黄色くなる場合があります。
摂取を止めれば自然に元に戻りますが、摂りすぎには注意しましょう。
またその他にもカリウム、ビタミンC、カルシウムなども豊富に含まれています☝😀
調理と組み合わせ
ベータカロテンは油によく溶けるのでサラダ油やオリーブオイル、バター、生クリームなどと一緒に食べると吸収率がアップします🍳!
また、栄養素が豊富なにんじんですが、アスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています🙄💦
アスコルビナーゼは生のにんじんに多く含まれており、火を通したり酢やかんきつ類と和えることで能力が弱まるので生で食べる時はマリネなどがお勧めです!
にんじんの栄養素は皮と身の間に多いため、なるべく皮はむかずに調理することがポイントです😋🍴
にんじんの葉にもビタミンCやカルシウムは含まれているため、葉付きのにんじんが手に入った場合は、お浸しや炒め物などチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
選び方
にんじんは、全体的に赤みが鮮やかで表面に傷やひび割れがなくなめらかなものを選びましょう。
また、茎の切り口の軸の部分が小さいものの方が芯まで柔らかくておいしいです🥕🍴
保存方法
できるだけ乾燥しない様に新聞紙などで包み冷蔵庫で保存し、切った物は切り口から傷み始めるのでラップで包んで冷蔵庫に入れておき、3日~4日位で使い切るようにしましょう。
●冷凍保存の方法
にんじんは冷凍保存がきく野菜の一つです。スライスや細い棒状など使いやすい形に切ってから冷凍しておくと便利です✨!
まとめ
旬の にんじん について簡単に紹介しましたが、皆さんにんじん好きでしょうか?
恥ずかしながら私は小さいころからずっと嫌いです。
しかし、小さいころ母が作った にんじんケーキ がきっかけで今は嫌いだけど少しだけたべられます(笑)
にんじんの独特な臭いや味が苦手な子も多いと思いますが、お菓子にすると食べられるようになる場合もありますので、ぜひ試してみてください🤗
日本人食品標準成分表 2015年版(七訂)
からだにおいしい野菜の便利帳 (坂木利隆 監修)
ゆーみん
管理栄養士