『ビタミンD入り白菜の豆乳スープ』のレシピ


白菜は出荷時期によって春白菜、夏白菜、秋冬白菜に区分されますが、旬は、秋冬白菜の出荷時期である10~3月です。

また、冬は日照量が少なく体内でビタミンDが不足する時期だと言われています💦

そこで今回は、「ビタミンDを入れた白菜レシピ」をご紹介します💡

ビタミンD入り白菜の豆乳スープ

材料(2人前)

白菜 100g
玉ねぎ 中1/4個
エノキタケ 1/2株
人参 20g
ベーコン 1枚(25g)
生姜 1/2かけ
オリーブ油 大さじ1/2
100ml
豆乳 200ml
コンソメ 5g
味噌 大さじ1/2
ビタミンD 2カプセル(50μg)
黒コショウ お好みで

 

作り方

①白菜は2㎝位の角切りに、玉ねぎは横半分に切って薄切りに、エノキタケは石づきを切り落として2㎝幅くらいに切ってほぐしておく。人参は他の野菜の大きさに合わせた薄切りに、ベーコンは1㎝幅に切り、生姜はすり下ろしておく。

②鍋を熱して油をひき、ベーコンと生姜以外の野菜をしんなりするまで炒める。

③水、生姜、コンソメを加え、煮立ったら弱火にして5分程度過熱する。

④野菜に火が通ったら豆乳、ビタミンDを入れ、味噌を溶かし、沸騰直前まで加熱する。

※ビタミンDはカプセルのまま入れてください。

⑤④を器に盛り、お好みで黒こしょうをかける。

 

栄養価(1人分)
エネルギー:169 kcal
たんぱく質:7.6 g
脂質:10.6 g
炭水化物:12.5 g
食塩相当量:1.9 g
ビタミンD:25.3 μg

 

白菜はどんな野菜?

中国原産のアブラナ科野菜のひとつです。

日本には明治初期に渡来したと言われ、現在日本で流通しているのはほとんどが結球タイプの白菜です。

味が淡白であるため、炒め物、クリーム煮、漬物、サラダなど和洋中どんな料理にも合わせやすい食材です👍

時々、白菜の白い葉脈の部分に黒い点がついている物を見かけますが、これは、細胞にストレスがかかりポリフェノール類の色素合成が促進されてできたものであり、食べても問題ありません👌

白菜中の成分の約95%が水分ですが、残りの5%にはカロテンビタミンCビタミンB群カルシウムマグネシウムカリウムモリブデンなどの現代人に不足しがちなビタミンやミネラルが含まれています。

水溶性の成分は煮汁に流れ出てしまうため、煮汁ごと食べられるスープや鍋物などで食べるのがお勧めです

 

白菜の選び方

外葉は色鮮やかで白い部分につやがあるもので、葉の巻きがしっかりしており、全体に固くしまっていて重い物を選びましょう。

カットされている物の場合は、芯の部分に注目です👀

カット後も中心付近は成長を続けるため、断面が平らで膨らんでおらず根元の切り口が白いものが新鮮です✨✨

 

 

 

冬に不足しやすいビタミンD

ビタミンDは食物から摂取するだけでなく、日光(紫外線)に当たることで体内で作られます💡

しかし、冬場は日照量が少なくなるため夏~秋(6~10月)と比較して冬~春(11~5月)では体内のビタミンDレベルが低くなると言われています。

家にこもりがちな人、紫外線対策をばっちりしている人、夜型の生活をしている人などはビタミンDが不足しやすいため、日焼け止めなどは塗らずに積極的に日光に当たるのがお勧めです。

 

なお、ビタミンDが豊富な食材にはキノコ類魚介類などです🍄🐟

キノコ類や魚介類はスープや鍋など、体が温まる料理に使いやすい食材であるため、意識して取り入れてみてください😄

もし、それが難しい場合にはサプリメントなどの健康食品も上手に取り入れながら、ビタミンDの不足がないように気を付けたいものです❗

 

・農畜産業振興機構サイト

・農畜産業振興機構資料

・日本食品標準成分表2015年版

Hiroaki Okabe et al.,Anal Sci. 2018 Sep 10;34 (9) :1043-1047.

 

この記事の著者

さとこママ

管理栄養士

株式会社ヘルシーパス コミュニケーション・プロデュース部/ためになる栄養講座・ブログ・ニュースレター担当

大学卒業後は食品メーカーで商品開発を行い、その後、大学の寄付講座にて健康食品の素材に関する研究補助に従事し、現在は3児のママとして家事・育児・仕事に奮闘中。

ブログを通して、皆さまが新たな「気付き」や「発見」をしていただけるよう、題材選びや記事執筆などを行っていきたいと思っています。

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