皆さんこんにちは、カスタマーサービス部の狩野(祐)です!
「患者さんに持って帰ってもらえる院内配布パンフレット」をコンセプトにした、
カラダのお悩みや対策・改善に役立つ栄養素などをご紹介する情報誌「季節のおたより」が完成しました✨
手にとって持ち帰りやすいA6サイズ(文庫本程度)で、クリニックの受付カウンターなどに置いてご活用いただいております。
秋冬号の特集は「インフルエンザ対策」で、感染経路と自分でできる対策や、インフルエンザ対策の栄養素とレシピなどをご紹介しています🍽😋!
そこで今回は、季節のおたより秋冬号の編集で苦労したことトップ3をご紹介します☝😅
1.苦心の作「ビタミンDの血中濃度とインフルエンザ患者数のグラフ」
秋冬号の目玉は「ビタミンDの血中濃度とインフルエンザ患者数のグラフ」です📈
ビタミンDがインフルエンザ対策として有効なことは、
2010年の浦島光佳先生の「Randomized trial of vitamin D supplementation to prevent seasonal influenza A in schoolchildren. Am J Clin Nutr. 2010 Mar 10.」で示唆されていますが、
血漿中のビタミンD濃度とインフルエンザの関係についての論文は見つかりませんでした。
そこで、ビタミンDの血中濃度の研究と、インフルエンザ患者数のデータを調べることにしました。
ビタミンDの血中濃度については、45歳のイギリス人男性7,437人を対象に調査した論文をすぐに見つけることができましたが、
この論文と同じ英国の2002-2003年のインフルエンザ患者数データがなかなか見つからず、グラフが完成したときには3週間が経っていました・・・😩
2.重要任務「アジのイワシ化計画」
インフルエンザ対策の栄養素を紹介するコーナーで、ビタミンDを多く含む食材として
「きくらげ」「鮭」「しらす」などと共に「イワシ」をイラスト入りで紹介しています。
この「イワシ」のイラストを見た、ヘルシーパスのお魚博士こと取締役企画・開発担当の井村の一言。
これは「どうでもいい案件じゃないぞ!」と思い「アジのイワシ化計画」に取り掛かりました。
結果がこちらです。
確かに元のイラストは見比べると「イワシ」に見えませんね🤔🌬
3.妻に「もう飽きた」と言われた「鮭のちゃんちゃん焼き」
インフルエンザ対策レシピとして管理栄養士の荒木が考案した、
「ビタミンD・ビタミンC・ビタミンA・アスタキサンチン」を摂ることのできる「ヘルシーパス風 鮭のちゃんちゃん焼き」。
試作として自宅で調理した最初の数回は、妻も「美味しい」と言って喜んで食べてくれました。
しかし、栄養価計算をしてみると食塩相当量が多く調味料を調整したり、写真の映りが悪かったり、トッピングのレモンをのせ忘れたりと、
毎週日曜は「ちゃんちゃん焼きデー」と化し、妻からは「また、ちゃんちゃん焼き作るの?」と言われ、食べてもらえなくなりました😩
鮭も、焼くと色が映えなくなってしまうものや、
切り方によって写真写りの悪いものがあり鮭選びも慎重に行い
その他にも
写真撮影の際見栄えがいいようパプリカの配置をミリ単位で微調整したり
良い出来なのにレモンを買い忘れボツになったり
前の週に使い残した腐りかけの椎茸を使ったり etc…
思い出せばきりがないくらい苦労しました。
ちなみにしばらくの間、毎日お弁当のおかずはちゃんちゃん焼でした😐🍱
そんな苦労の末、ようやく完成した季節のおたより秋冬号🍂🌾
先生ご自身やスタッフの皆さん、患者さんの健康維持のためにお役立ていただければ幸いです!
コミュニケーション・プロデュース部
株式会社ヘルシーパス