前回に引き続き今回も「むくみの原因と対策」についてご紹介します
<冷えによるむくみ>
夏は外は暑いですが、 屋内に入ると寒いくらいに冷房が効いている場所が多いです
(最近は節電のために温度が高めに設定するところも増えてきていますが…)
しかし、暑さのためにジュースやアイス、冷たい食べ物を飲む(食べる)機会が多く、 私たちの体は自分で思っている以上に冷えています
体が冷えると、体の隅々まで血液が行き届かず血液循環がスムーズではないため、水分が滞ってしまいます
冷房のきいたオフィスでデスクワークをしている人や、 冷たいものばかりガブガブと飲んだり食べたりする人は要注意です
~対策~
体を冷やさないようにすることが大切です
冷房の効いた場所では、カーディガンやひざ掛け、ストール、カイロなどを利用し、冷たい飲み物(食べ物)は控えましょう。
水分補給は体温以上のものがお勧めです。
どうしても冷たいものを飲みたいときは一気に飲むと体を急激に冷やしてしまうため、少しずつゆっくりと飲むようにするとGoodです。
お風呂はシャワーで済ませず、湯船につかるようにすると体が温まります
<栄養不足によるむくみ>
貧血やタンパク質不足などの栄養不足の場合はむくみやすくなります
特に日本人の若い女性は約70%が貧血であり、ダイエットなどで肉や魚を制限してタンパク質も不足していることが多いと考えられます。
また、夏は食欲が落ち、そうめんやそば、うどんなどの麺類(糖質)だけで食事を済ませることが多いため、鉄以外のミネラルやビタミンも不足しがちです
~対策~
貧血には、鉄だけでなく銅や亜鉛などのミネラルやビタミンB群、ビタミンCなども重要な働きをします。
タンパク質の代謝には様々なビタミン、ミネラルが欠かせません。
食事をする時は、意識してビタミン・ミネラルが豊富な野菜や果物、海藻や、タンパク質が豊富な肉、魚、大豆製品などを加えましょう
<肥満によるむくみ>
肥満の場合には脂肪によって体が大きくなりますが、その大きな体を支えるために心臓に負担がかかってしまいます
心臓に負担がかかると、血液のめぐりが悪くなるためむくみやすくなります
また、むくみを放っておくと
血行が悪くなる冷える脂肪がつく
と、さらなる肥満につながる可能性もあります。
~対策~
肥満は、栄養の偏り、運動不足、生活習慣の悪さなど、何気ない日常の行為が原因になっていることがほとんどです。
また、加齢によって代謝が落ちて肥満になりやすいため、日頃から代謝を活発にする努力が必要です
普段からバランスのとれた食事や、定期的な運動を心掛けるようにしましょう
上記のようにむくみの原因は様々ですが、下記のような病気の症状として現れる場合があります。
・心不全や心臓弁膜症などの心臓病
・腎不全、糖尿病性腎症などの腎臓障害
・肝炎や肝硬変による肝機能低下
・甲状腺機能低下症などの内分泌障害
・手術や放射線治療などの影響による医原病
・がん
・慢性下痢 など
むくみが長引く場合には、医療機関にご相談ください
ちなみに、血液循環がスムーズでない場合のむくみで、すぐに何とかしたいという時には、血流を良くするような栄養素も役立ちます。
<血流を良くする栄養素の例>
・ビタミンE
・アルギニン
・シトルリン
・イチョウ葉
・ブドウ種子
・糖転移ヘスペリジン
※当社では目に良いサプリメントをご用意していますが、そのサプリメントに配合されている栄養素は
・ハスカップエキス
・ブドウ種子エキス
・亜麻仁油
・ビタミンC
・ビタミンE
です。
このサプリメントを用いてヒト試験を行ったところ、目の症状の改善がみられたのはもちろんのこと、なんと肩こりやむくみの改善もみられました
リピーターも多くお勧めの商品です
現在の私のむくみ対策は、
・仕事中、足に1㎏ずつの重りをつける、毎日ストレッチを行うなどの筋力アップ
・席を立てない時はこっそり貧乏ゆすり
・冷たい飲み物を控える
・こまめな水分補給
・十分な微量栄養素の摂取
などです。
そのおかげか、夕方になってもそれほどむくむことはありません
皆様も、ご自身にあった対策を講じてみてください
(さ)
<参考>
・独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス
・大阪医科大学形成外科のホームページ
・順天堂大学医学部付属順天堂医院看護部のホームページ
・熊本大学医学部付属病院のホームページ
・http://www.niph.go.jp/journal/data/56-1/200756010002.pdf