保育園に通っている息子は、雨が降ったり、外がとても寒かったりすると外で遊ぶことができず、体力が有り余ってしまうようです
そのため、そういった日は夜になかなか寝付くことができず夜更かしし、朝は起きられません
(部屋を暗くして私が先に寝ても、暗闇で1人ごとを言いながら人形と遊んでいます(-_-;))
そして、夜更かしした翌朝は、朝ご飯を出してもほとんど口にしてくれないことがあります
朝食は脳の働きや体内リズムに関わっていると言われ、とても大切な役割をしています
そこで今回は、朝食の大切さについて簡単にまとめたいと思います
●朝食の欠食とは
厚生労働省が行っている「国民健康・栄養調査」での朝食の「欠食」とは、下記の3つの合計です。
①食事をしなかった場合
②錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合
③菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみを食べた場合
ここでの朝食とは、“主食、主菜、副菜、汁物がある程度そろったもの”ということだと思いますが、一人暮らしの方や働いている主婦などは、朝からしっかり食事を準備するのは大変かもしれないですね。
●朝食欠食率
平成24年度の国民健康・栄養調査によると、1歳以上の朝食欠食率は
・男性 …12.8%
・女性 …9.0%
で、3年ほど前から減少傾向にあり、ほとんどの年齢で朝食の欠食率が減少してます。
しかし、相変わらず20代の男性では29.5%、女性では22.1%の人が朝食を食べておらず、若者の食生活が心配されます。
●朝食欠食の理由
朝食欠食の理由として
・時間がないから
・食欲がないから
・親(保護者)が食べないから
・後片付けが面倒だから
など様々あるようです。
食欲がないのは、夕食を摂る時間が遅かったり、就寝時間が遅いなどが理由だと思います。
朝食を食べるには、早寝早起きが重要ですね
特に一人暮らしの大学生では朝食の欠食は多いと言われますが、『小学生の約10人に1人、中学生の約6人に1人、高校生の約5人に1人が朝食を欠食することがある』と答えている調査もあるようです。
子供を持つ親として、心身の発育にもっとも大切な時期である小、中、高校生にはしっかりと朝食を摂ってほしいと願うだけでなく、自分の子供でも朝食をしっかり摂ることを習慣化しなければいけない。
と思います。
やはり『食育』が重要になりますね
次回は、「なぜ朝食が大切なのか」について掘り下げてまとめたいと思います
(さ)
<参考>
・平成24年度 国民健康・栄養調査
・内閣府のホームページ
・文部科学省のホームページ
・科学が証明する 新朝食のすすめ(香川靖雄:著)