2023年3月19日に連続シーズン得点記録のJリーグ記録に並ぶ24年連続ゴールの偉業を達成された山瀬功治選手。
良いコンディションを保つためにひめのともみクリニックのスポーツ栄養プログラムを実践され、ヘルシーパスのアンチ・ドーピング認証取得サプリメントもお使いいただいています。
昨年のインタビュー【「良いコンディションを保つ上で、食生活をはじめとする栄養補給は何より大切」40歳を迎えた山瀬功治選手に活躍を続ける秘訣を聞きました】に続き、今年もインタビューの機会をいただきました。
「トレーニングや試合で発揮できるプレーは、小さな事をコツコツ積み重ねて体に覚えさせたものだけ」と、継続して積み重ねることの重要性を説く山瀬選手。
体調の面でも、常に自分の体をセルフチェックして、状況に応じて摂取する栄養素に気を使うといった工夫をされています。
糖質の摂り方や、夕食を終える時間など、コンディションを維持する上で日々気をつけていることも詳しく教えていただきました。
それではインタビューをお楽しみください。
スポーツ栄養プログラムを始めてから起こった、体調・メンタルの変化を教えてください。
自分の体の現状を数値化することによって、何が足りていて何が足りないのかが明確になることで、食事やサプリメントなど、体のコンディション作りにおいて目指すべき方向がハッキリするため、やるべき事をやっているという風に、気持ちの部分で自信を持てる様になりました。
体調に関しても、40代を超えて現役を続けられるコンディションを維持できている事が何よりの変化ではないかと思います。
山瀬選手が食生活や栄養面で気を付けていることはありますか?
血糖値が急激に上昇しない様に、食べる順番を意識しています。(糖質は必ず最後に食べる)
また、睡眠時に体の負担にならない様、寝る5時間前には夕食を終えるよう気をつけています。
日々のスケジュールがあるので、実践できていない日も多少あります。
試合前後や遠征時は、栄養面でどのような事に気をつけていますか?
試合前は、栄養のバランスよりもエネルギー源となる糖質を多く摂るようにしています。
さらに、ひとつの料理からだけでなく「おにぎり」「お餅」「バナナ」というように、色々な種類の炭水化物から糖質を摂取する事を意識しています。
試合後は、消化の良いバランスの取れた食事が理想的ですが、用意できない場合も多いので、まずは栄養云々よりもたくさん食べる事を意識しています。
遠征時など、ホテルの料理は塩分や脂質が多くなりがちなので、その部分に気をつけています。
コンディショニングによって、サプリメントの飲み方を変えていますか?飲み方の工夫などありましたら、教えてください。
サプリメントに関して、基本的にコンディションによって飲み方やタイミングを変える事はありません。
ただし、食事に関しては、その時々の体の状況(怪我をしている、疲労感があるなど)に合わせてメニューを変化させながら、摂取する栄養素に気を使うようにしています。
常に自分の体をセルフチェックすることが重要です。
スポーツ栄養プログラムを受ける前は、サプリメントなど栄養補助食品は活用していましたか?サプリメントを活用する前と現在で、サプリメントに対する見方、考え方はかわりましたか?
栄養プログラムを受ける前からサプリメントは活用していました。
もともとサプリメントに対してネガティブな考えは無いので、見方やイメージが変わったという事はありません。
プロスポーツ選手として第一線で活躍されるために様々な事に注意を払って過ごしていらっしゃると思います。トレーニングや試合に影響を与える要因は何だと思いますか?それぞれどれくらいの割合で影響を与えていると思いますか?
人それぞれ意識している事や大切にしている事があると思いますが、何より重要なのはそれらを継続して積み重ねていけるかという事。
「これくらいでいいだろう」ではなく「ここまでやっても足りない」という意識で、どれだけ細かい所にまでこだわって物事に取り組めるか。
人は結果や成果に対し即効性を求めてしまいがちですが、仮に運よくその様な時があったとしても、それは一過性のものに過ぎない。
トレーニングや試合で発揮できるプレーは、小さな事をコツコツ積み重ねて体に覚えさせたものだけです。
パフォーマンスに影響を与える要因は数多くあると思いますが、まずは根本的な考え方の部分を整理することが大切ではないだろうかと思います。
山瀬選手の今後の目標について教えてください。
まずは少しでも長く現役生活を続けられるようにする事。
その上で、アスリートは常に成長し続ける意識を持つことが大切だと思うので、日々、向上心を持ってサッカー並びに物事に取り組んでいきたいと思います。
また、ありがたいことに多くの人たちの支えやサポートのお陰で、24年間現役生活を続けられるという、なかなかできない経験をさせてもらえているので、ここまできたら記録や数字など、何でもいいので何かしら日本サッカー史に残るような偉業を成し遂げたいと思っています。
そしてそれを達成する事が、お世話になった人たちへの恩返しになるのではないでしょうか。
山瀬功治選手プロフィール
1981年9月22日北海道札幌市生まれ。
北海高校卒業後、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)に加入。
2001年:Jリーグ新人王(現・ベストヤングプレーヤー賞)を受賞。
2003年:浦和レッズへ移籍。
横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、京都サンガF.C.、アビスパ福岡、愛媛FCに所属。
2022年1月:レノファ山口FCへ加入。
日本代表として国際Aマッチ13試合出場5得点。
Jリーグ通算635試合出場95得点。(2023年4月12日現在)
デビュー年からJリーグ24年連続ゴール記録中。
論理的かつ前向きに物事に臨み挑戦する、山瀬選手の著書「ゴールへの道は自分自身で切り拓くものだ」もオススメです。
ゴールへの道は自分自身で切り拓くものだ 山瀬 功治 (著) ワニブックス |
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栄養のスペシャリストである、ひめのともみクリニック院長の姫野友美先生が監修する、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのスポーツ栄養プログラム。
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