開催終了
オンデマンド配信中健診データのAI解析「AICOG™」による認知症の早期リスク判定と予防:
日常診療における認知症リスクの早期発見と予防について
セミナー開催にあたり
8月のオンライン・セミナーは、講師に東京大学高齢社会総合研究機構 特任研究員の酒谷 薫 先生をお迎えします。酒谷先生は2022年12月にも当社のオンライン・セミナーにご登壇くださいました。健診レベルの一般血液検査の結果や、被験者の年齢などの情報をもとに、AIが認知症リスク判定の得点を算出し、将来の認知症のリスクを推定する「AICOG™」(2024年9月より株式会社AI予防医学研究所が運営)。
受講された先生方から、大きな反響を頂きました。
●認知症の概念が変わりました。全身疾患の一症状としてとらえる考え方が斬新でした。
●採血結果から予測できるのは患者さんへの負担も少ないので良いと思います。栄養療法と合わせて患者さんに提案できれば良いと感じました。
●ぜひ自分が受けてリスクを知ってみたいと思いました。
など、今後の「AICOG™」の発展に大きな期待が寄せられています。
あれから一年半を経て、「AICOG™」がどのように発展し、成果を上げてきたのか?改めて酒谷先生にご登壇頂いて、最新の情報をお話しいただきます。
また、今回セミナーをご視聴いただいた後、この取り組みにご賛同いただける先生方の中から、「AICOG™」をモニター利用して、システムの一層の改善のために、使い勝手や活用方法にご意見を頂く方を募集したいと考えております。
認知機能の低下を早期に評価し、認知症を予防することで得られる社会的メリットは多岐にわたります。
まずはセミナーへのご参加、お待ちしております。
<参考文献>
1. Sakatani K, Kamohara S, Oyama K. Personalized dietary therapy of prevention of dementia using AI Clin Nutr Hosp Diet. 2024; 44(S1): 01-07
2. Moriya M, Hu L, Sakatani K, Kitahara M. Estimation of cognitive impairment in chronic pain patients and characteristics of estimated mild cognitive impairment. Front Neurol. 2024 Mar
5;15:1344190
3. Oyama K, Sakatani K. Machine Learning-Based Assessment of Cognitive Impairment Using Time-Resolved Near-Infrared Spectroscopy and Basic Blood Test. Front Neurol. 2022 Jan
27;12:624063.
4. Sakatani K, Oyama K, Hu L. Warisawa S. Estimation of human cerebral atrophy based on systemic metabolic status using deep learning. Front Neurol. 2022 May 2;13:869915.
5. Sakatani K, Oyama K, Hu L, Warisawa S, Yamashita T. Effects of Exercise-Diet Therapy on Cognitive Function in Healthy Elderly People Evaluated by Deep Learning Based on Basic Blood Test
Data. Adv Exp Med Biol. 2022;1395:139-143.
6. Sakatani K, Oyama K, Hu L. Deep Learning-Based Screening Test for Cognitive Impairment Using Basic Blood Test Data for Health Examination. Front Neurol. 2020 Dec 14;11:588140.
7. 酒谷 薫,大山勝徳,胡 莉珍:一般血液検査による認知症リスク判定法の開発
アルツハイマー病:発症メカニズムと新規診断法・創薬・治療開発(監修 荒井平伊),東京,(株)エヌ・ティ・エス,pp. 167-174,2018
講師紹介
酒谷 薫 先生
東京大学高齢社会総合研究機構 特任研究員
東京大学大学院新領域創成科学研究科 共同研究員(前特任教授)
医療法人社団 醫光会 理事長
医学博士、工学博士、脳神経外科専門医
1981年、大阪医科大学医学部医学科卒業。1987年、同大学院医学研究科修了(医学博士)。
1989年米ニューヨーク大学医学部脳神経外科助教授、1990年米イェール大学医学部神経内科客員助教授、1995年北京日中友好病院脳神経外科・JICA長期派遣専門家などを歴任。
1998年、北海道大学大学院修了(工学博士)。2003年、日本大学医学部教授、2012年、同大学工学部教授、2019年、東京大学大学院特任教授を経て現職。
認知症などの脳疾患の臨床を行いながら、AIの臨床応用の研究を進めている。
『臨床が変わる! 医療AIシンプル・レクチャー・ブック』(新興医学出版社)を2024年7月に出版。その他、『なぜ中国医学は難病に効くのか』(PHP研究所)、『脳は鍛えるな』(講談社)、『東洋医学が教える脳の「養生法」』(実業之日本社)、『自分でできる!熟睡脳のコツ』(ビジネス社)など著書多数。
1989年米ニューヨーク大学医学部脳神経外科助教授、1990年米イェール大学医学部神経内科客員助教授、1995年北京日中友好病院脳神経外科・JICA長期派遣専門家などを歴任。
1998年、北海道大学大学院修了(工学博士)。2003年、日本大学医学部教授、2012年、同大学工学部教授、2019年、東京大学大学院特任教授を経て現職。
認知症などの脳疾患の臨床を行いながら、AIの臨床応用の研究を進めている。
『臨床が変わる! 医療AIシンプル・レクチャー・ブック』(新興医学出版社)を2024年7月に出版。その他、『なぜ中国医学は難病に効くのか』(PHP研究所)、『脳は鍛えるな』(講談社)、『東洋医学が教える脳の「養生法」』(実業之日本社)、『自分でできる!熟睡脳のコツ』(ビジネス社)など著書多数。
開催情報
日 時 | 2024年8月21日(水)19:00~20:30(終了予定) |
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会 場 | 本セミナーはオンライン開催(LIVE配信)とさせていただきます。 (※視聴方法につきましては、お申し込み後、別途ご案内いたします) |
対 象 | 医師・歯科医師・医療スタッフ ※セミナー後のテキスト等の販売は医師・歯科医師のみに限定させていただいております。 |
参加費 | 無料 |
オンラインセミナーご参加について
必要なもの | ・Zoomをインストールしたパソコン・タブレット・スマートフォン ・セミナーに参加できるネット環境(通信料はご負担願います) |
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Zoomの ご案内 |
Zoomとは、アプリのインストールにより、テレビ会議が出来るシステムです。 パソコン、スマートフォン、タブレットなどで、誰もが無料でこのシステムを利用可能です。 IDやパスワードは、後日お知らせします。 |
推奨環境 | パソコン(Windows・Mac)での視聴を推奨します。ガラケーではご参加いただけません。 |
注意事項 | 録画録音、途中退出(体調がすぐれない場合は除きます)はご遠慮ください。 |
オンデマンド配信
会員限定でオンデマンド配信しています
オンラインセミナーでは、医療機関に従事されている方限定で、
見逃された方やもう一度見返したい方向けにオンデマンド配信を
しております。
限定コンテンツをご覧になるには会員登録をお願いします。
セミナー参加アンケート結果
当日視聴者 | 140 名 |
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アンケート回答数 | 41 名 |
セミナー満足度 | 4.37点(5点満点) |
セミナー参加者様からのご感想
- 酒谷先生の優しいお人柄がこの研究に出ているような感じがしてとても暖かい気持ちになりました。
デイサービス・デイケアの参加や夫婦喧嘩。とっても人々に寄り添って研究してくださっている。りんご教室。絶対に広げます!!
少しでも先生の想いのお役に立てたら幸せです。ありがとうございました。
(医療機関にお勤めのスタッフ F様) - 母がこの1年ほどで10kg近く体重が落ち(つい先日、体重減少について初めて聞いたばかり)、最近やけに認知機能の低下が急速に進んでいると感じていたので、原因は栄養状態の悪化とフレイルだと思っていましたが、今日の講演を聴いてやっぱり!と思いました。
いつも母には栄養指導をしていますが、再度働きかけたいと思います。貴重な講演、ありがとうございました。
(医師 Y先生) - もっとデータが集まるとさらに精度が高まり素晴らしい結果が出てくる予感がしました
(歯科医師 S先生) - 再度、AICOGの正常運用を強く期待しています。
(医師 I先生) - AICOG™をぜひ使ってみたいと思いました。
(医師 S先生) - 二回目の講演、健診での切り口が広がり 面白かったです。 更にアップするのでしょう。
(歯科医師 H先生) - 歯科領域の必要性をご提示いただいき、たいへん嬉しく思いました。
肌感で申し訳ないですが、口腔崩壊が著しいほど認知機能は低下は著明に感じます。
(歯科医師 N先生) - とても興味深いお話でした。歯科医師ですが、なかなか血液検査データや体重などをお聞きするのが憚られるかと思います。
今後活用できるように少しずつ、今日お聞きした情報を患者さんと共有していきたいと思いました
(歯科医師 H先生) - 寿命が長くなる分認知症になるリスクが増えていきます、健康診断時の検査項目に取り入れたいです
(歯科医師 N先生) - AIを使って生活習慣病と認知症の関係を考えることの意義が理解できました
(医師 Y先生) - 普段認知症の診断、治療には関わっていないので勉強になりました。
(医師 U先生) - とてもわかりやすかったです。
(医師 S先生) - 面白かったです。
(医師 Y先生)
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