『ヘム鉄』を毎日摂取し続けることで、からだに害はありますか?
鉄過剰になるような疾患(肝障害など)がなく、主治医の指示や目安量通りの摂取であれば、特に問題ないと思います。自己判断での摂取量の調節はお控えください。
鉄過剰になるような疾患(肝障害など)がなく、主治医の指示や目安量通りの摂取であれば、特に問題ないと思います。自己判断での摂取量の調節はお控えください。
ヘム鉄の吸収率は15~25%といわれており、消化管で吸収されなかった鉄は便や尿とともに排泄され、過剰にならないよう厳密にコントロールされています。
しかし、造血剤や鉄含有のサプリメントなどと併用すると、鉄の過剰摂取になる可能性があります。
過剰な鉄の蓄積は活性酸素を作り出すため臓器障害などの原因となることもありますが、体内には一度蓄積してしまった鉄を積極的に排泄するシステムがありません。
食事以外で積極的に鉄を補充する場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。
<参考資料>
日本鉄バイオサイエンス学会
ヘルシーパス Q&A:
海外のサプリメントの利用について
ヘルシーパス ブログ:
『隠れ貧血』①~潜在性鉄欠乏~
『隠れ貧血』②~鉄の代謝~
『隠れ貧血』➂~鉄不足 の原因と対策の現状~